World Environment Day

国際環境デーのイベントがDelap Parkでありました。電力事情により土曜に延期となったものです。

マーシャルのような小さい島国は気候変動による洪水や高波の影響をもともと受けやすい。海面上昇が続くと近い将来住むことができなくなるといわれています。

国連が設定した2014年の「世界環境デー」のテーマはSmall Islands and Climate Change(小島嶼開発途上国と気候変動)です。

島嶼開発途上国(しょうとうしょかいはつとじょうこく)とは、太平洋・西インド諸島・ インド洋などにある、領土が狭く、低地の島国のこと。英語では、"Small Island Developing States" と表記し、SIDS と省略表記する。国連にて、52の国と地域を認定している。(Wikipediaより)

マーシャルも含まれています。

テーマに付随するメッセージがこれです。

“Raise Your Voice, Not the Sea Level”

英語の構文がよくわからないですが、意味は「海面上昇を止めよう!」ということです。

イベントの最初にOEPPCというマーシャルの環境問題を考える役所から、Delap Parkに集まった小学生達に"Climate Change & Water Security"というタイトルでプレゼンがありました。気候変動の問題をしっかりと勉強してもらいます。

その後は楽しい映画会でした。よい思いでになったかなぁ。
これは準備中の写真です。

そして、小学生達自身でつくったキャンドル缶でキャンドルナイトをしました。火が入るとちょっと幻想的で素敵でした。
これも事前準備の写真です。(担当業務が忙しくて、夜、火がついたときの写真は。。。手持ちでないです。)

担当の方々は始まる前にメッセージを伝えていました。環境問題のことだと思います。よい話だったに違いまりません。マーシャル語だったので私はわかりませんでしたが。

途中でスコールが来ましたが、雨対策もしており、進行を止めずに最後までうまくいったと思います。小学生達は全プログラムを喜んでくれたようです。

今回の環境デーは、日本人(もちろん環境隊員です)が起案し、多くのマーシャルの組織の協力を得て成功に導けたことも意義深かったです。マーシャル人自身が自主的に頑張ってくれたのがうれしい。JICA事務所のローカルスタッフも水を得た魚のように喜んでやっていました。

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私の担当はこれでした。いつものです。

今回、業者をつかいましたが、現地調整を当日やるのがマーシャル流。事前打合せなどやりません。案の定、PCとの接続方法など業者は考えていません。接続ケーブルない?あーもうまったく。いつもこれなんだから。

でも、最終的にはなんとかする。これもマーシャル流。確かになんとかなりました。