Marshallese Drawings

マーシャルの小学生による環境問題の絵画(drawing)コンテストがICCにて開かれました。500枚以上の絵画あつまりました。テーマはThe Earth。JICAの環境隊員の企画です。

(写真は仲間の隊員が撮ったものを勝手に掲載してます。)

私にも投票権があり、私はあえてマーシャルらしい芸術性が高い作品に投票しました。それが最終集計で一番に選ばれました。他にも小学生らしい作品はたくさんあって大変すばらしかったです。

私はマーシャル人の芸術性が埋もれ過ぎていて、誰かがそれを世界に紹介しなければいけないと常々思っています。研ぎすまされた五感を生かしたものがもっと評価されなければいけない。

テーマが環境問題であっても、一流の絵画を世界に出したい。そう思いました。絵が評価されて、そこに潜む環境問題が深い意味で分かってもらえたらそれでいいんじゃないか。。。

ところで、ひとつ気がついたこととして、何十名かの絵画の中に国の名前を記述していたのですが、Marshall Islandと単数で全て表記されていました。正しくは複数のMarshall Islandsです。

来場していたMarshall Islands Journalの新聞記者におかしいのではないか?と聞いてみたところ単数でかつては表記していたとのこと。JICAのローカルスタッフは現場の先生が誤って教えているのでこうなっているとの説明でした。

国の領土問題に揺れている日本にいた私にはかなりセンシティブなことでした。国が成り立っているのが、一つの島か、複数の島かですからね。