BBQ at NTA

IT課のメンバーを中心としたバーベキュー(BBQ)がGod's Fridayの前日の夜に開かれました。この日は2週間毎の社員の給料日でお疲れさまという感じ。場所はNTA敷地内です。

BBQグリルは使われなくなった車のタイヤのホイールです。そこに網を置きチキンを焼きます。

マーシャル人の中でもBBQがすごく上手な人とそれなりの人がいます。今回は同僚のJoshua。彼はこれまで会った中で最高のBBQクックでした。

ソースは台湾製の醤油と生姜とレモン、そしてたっぷりの砂糖です。テリヤキソースだと言っています。これにチキンをつけ込みます。

チャコールに火が赤く宿るまで時間をかけます。これが大事。我慢に我慢を重ね待ちます。慌てません。

もういいんじゃないの?と聞くと、

まだまだ!

という答えが何度も返ってきました。

これにはとても重要な意味があります。遠赤外線でじっくりとチキンを中まで焼くために必要な過程なのです。炎で焼いてはいけません。

炎が落ちたところでようやくチキンを焼き始めます。

火力が弱いので焼くのにものすごく時間がかかります。また、待ちに待ちます。

できあがりは格別でした。

うますぎ!

ソースの多めの砂糖の味が焼き加減と相まってなんともよろしくて。
...

調子にのって、私は余興として、ベストフレンドの同僚とマーシャルの歌を披露しました。

が、ほとんど誰も聞いていませんでした。こんなもんです。BGMです。

翌週の月曜日に上司に昼に会った時、なぜか初めて日本語で話しかけてくれました。

そうか、私のマーシャル語の歌のお返しなんだな〜と。あんときは軽くスルーされたと思ったけど。

相手の言葉をしゃべるというのは大事なことなんですね。

これでまた、少しだけマーシャル人に近づけたかな。だといいんだけれど。