Betelnut

火をつけないタバコがビートルナッツです。チューインガムのタバコのようなものです。

ビートルナッツは、ヤシの一種の実で、見た目、オレンジ色の大きいドングリ見えます。檳榔子(ビンロウジ)です。

(写真はまだ撮れてません。そのうちに。イメージのせておきます)

ビートルナッツに何かの葉っぱを巻いてビニール袋に入れて持ち歩きます。

ビートルナッツを歯で半分に割り、その中に珊瑚を粉末にした石灰をいれます。

そして、葉っぱを間にいれてできあがり。

いよいよ口にいれます。噛みます。

噛んでいると唾液が沢山でて、ビートルナッツと石灰が化学反応を起こし、唾液が赤くなります。

赤くなった唾液をビュッと吐き出します。これは残りかすです。

口の粘膜から血液に吸収されるのでしょうか。葉っぱからくるものだと思いますが麻薬的な作用があるらしいです。口腔ガンも指摘されているので肯定はできません。

マーシャルでは2年前の2010年に、輸入、販売が禁止されましたが、個人で楽しむのは禁止されていません。

オセアニア地域の伝統的文化ともいえるため法律で全面禁止へとはいかなかったようです。

公衆の場でつばを吐くこと、ゴミをすてることはLittering法(1982)で禁止されているので、事実上、街中でビートルナッツを噛んでいる姿を見ることはありません。