日本人クォータの誇り

いつものようにガソリンスタンドでフィリピン人の作った弁当を買い、会社のランチルームで食事をしました。

この弁当はとても日本人に合います。たこ、チキン、カルビをローテションで食べています。ごはんにおかずを端にもったのが典型的なマーシャルの弁当です。他にさかなもありますが味の想像がつかないので、まだ手を出していません。普通2ドルです。レジの人によって、たまに1.25ドル、1.50ドルになることがあります。

ランチルームに来るのは私と誰かひとりです。だから話が二人でもりあがる。今日は「きんじょう」さんという男性の方でした。彼の今日の昼はカップメンでした。

きんじょうとは名字ではなく、名前の方ですが、父方のお母さんはきくという日本人。母方はキリバスの人でおじいさんはドイツ人だそう。

こういう話をしてくる人がよくあり、特に日本人のルーツを持っている方はそれを大変な誇りにしています。会社でも他に3人ほど日本人のクォータの方がいます。皆さん親切にしてくれるので嬉しいです。私もこの国のために一生懸命働きます。

きんじょうさんの話に戻します。彼はNTAで交換手をやっています。離島からの無線を受けて電話に繋げる超アナログな交換手です。小さな環礁島がたくさんある島国ならではの仕事ですね。